新潟県小千谷市片貝祭り
9月9日10日と開催された片貝祭り、同時開催の世界一花火大会に日曜日行ってきました。
日本の花火大会は全国で、「我が町が日本一!」的な雰囲気がありますが、片貝のそれは間違いなく日本一なのです。
そう、正四尺玉が上がります…三尺玉でも凄いのにです。それも2日間で2発も…。
因みにそのスペックは直径が約1.2メートル、重さ420キロ、800メートル上空で 800メートルの大輪を咲かせ、打ち上げ筒の高さは 5メートル、重さ3.5トンなのだそうです。
因みにそのスペックは直径が約1.2メートル、重さ420キロ、800メートル上空で 800メートルの大輪を咲かせ、打ち上げ筒の高さは 5メートル、重さ3.5トンなのだそうです。
紛れもないこの事実は、ギネスブックに認定されていて間違いありません(笑)
また凄いのはそれだけではありません。
超特大スターマイン…これもハンパではないのです(汗)
むしろ私はこれが見たくて通っています。
なんとそのほとんどが尺玉のスーパー連打で構成されていて、言葉で花火大会を伝えるのは難儀なんですが、あえて言いいますと、「目の前で爆発事故ですか?」という表現があっています(笑)
それほどのド迫力です!
あと、片貝花火の大きな特徴に、その殆どが雄志で運営されていて、一つ一つの花火に家族や恋人への感謝、祝結婚、誕生、還暦、また天国へ旅立った親、友人、などへのメッセージが込められています。
その内容は、打ち上げ時に奉納される浅間神社の境内で放送され、沢山の聴衆が見守る中、夏の夜空に放たれて行きます。
小さい号玉から大きい尺玉や特大なスターマインまで、様々な大きさがありますが、込められた思いには大小ではなく、そのメッセージに感情も移入して、それぞれの心の中で花開く花火にとって代わるのです。
このメッセージを読み上げるのはおそらく地元の女性なのだと思いますが、プロのアナウンサーでないその素朴な口調が、この花火大会のファンを魅了しているかもしれません。
単にドンドンと上る花火ではなく、人を想う気持ちを夏の夜空に届けようとするこの花火大会は、人や家族との絆を大切に想う花火大会として他にない、正に世界一な花火大会なのだと私は思います。
浅原(あさはら)神社に奉納される霊(玉)送りの神輿と地域の若者と、沢山の出店、全国からの観光客で狭い村はごった返すのですが、地方都市の、それも市ではなく、集落単位でこんな素晴らしいお祭りを毎年開催しているなんて、改めて地域の結束とはなんなのかを考えさせられますし、ものすごく羨ましいことです。
こんな素晴らしいお祭りと花火大会に、来年はぜひ皆さんもお越しください。
夜店での日本的ファーストフードもまた、たまらないご馳走です。
来年もお楽しみに!
You tube に投稿がありました。今年の大会ではありませんし、花火だけはモニターで見るものではないのですが、雰囲気が伝わって頂ければ嬉しいです。