新潟県や他の多くの皆さんには関係無いので余り知られていない事なのですが、実は北関東、正確には群馬県と栃木県のそれぞれの県域放送にてNHKを受信されていた世帯では、ネットワークID(送信局の識別番号)の変更を一部今月から行う為に、チャンネルの再設定を行わないと突然にNHKのみ受信が出来なくなる可能性が有るのです。
もちろんこのデジタル時代…ほとんどの地デジTVでは自動で再スキャンを行いますから、そのままで大丈夫なはずなのですが、そうでない場合はNHKのみ映らなくなりますので、その際は手動で再設定を行う必要が出てきます。
ここでなぜ今こういう事がなされているのでしょうか?
もちろんこのデジタル時代…ほとんどの地デジTVでは自動で再スキャンを行いますから、そのままで大丈夫なはずなのですが、そうでない場合はNHKのみ映らなくなりますので、その際は手動で再設定を行う必要が出てきます。
ここでなぜ今こういう事がなされているのでしょうか?
普段は気がつきませんが、地上デジタル放送の信号には、県別の識別番号(ネットワークID)が含まれていて、各受信機へ届けられています。
県域放送を行う場合、放送局はテレビ電波に各県ごとのIDを付加することが定められていますが、関東地方向け放送をしていた、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木は「NHK総合・東京」のIDとなっていました。
県域放送を行う場合、放送局はテレビ電波に各県ごとのIDを付加することが定められていますが、関東地方向け放送をしていた、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木は「NHK総合・東京」のIDとなっていました。
2012年4月の北関東の群馬県・栃木県の県域放送は、暫定措置としてネットワークIDを関東広域のIDのまま開始したのですが、この度ネットワークIDをそれぞれの県ごとのIDに変更する措置を、群馬は10月27日(土)放送開始から、栃木は12月1日(土)放送開始から実施されることになったものです。
もう一度整理すると…。
・なぜ変更するのか
先にも言いましたが県域放送を行う場合、放送局は県域のネットワークIDを付加する規定になっています。
お住まいの地域によっては、群馬県内の中継局や、東京タワーなど、複数の電波が到来しているときに、他県の電波を視聴できない場合がありました。各県ごとのIDを付加することによって、受信機で設定した地域の自県の番組を視聴できるようになるわけです。
・なぜ県域放送開始時に変更しなかったのか。
IDを変更すると一部受信機においてNHK総合が視聴できなくなるため、初期スキャンが必要になります。
4月に番組だけ先に切り替えることによって、群馬、栃木の県域放送を視聴している方だけに限って放送周知をするためです。
東北のアナログ放送終了(2012.3末)直後ということもあり、混乱を避けるために、今回の切替タイミングとなったものです。
なかなか解りにくいかもしれませんが、以上の理由から受信が不能にならない様に、パルコミュニケーションズでは関係機関と準備のお手伝いを進めて参りました。
少しでも告知を広めてご理解を頂く為に、当社スタッフが説明と当日の準備をさせて頂いております。
もし該当するエリアでご不安の方がおられましたら当社でも構いませんので、お問い合わせを頂けましたら幸いです。