二月は大きい月と比べれば3日も少なく、月末業務に追われていると急に月が変わった印象。笑
春弥生月は急にやってきます。
既にひな祭りも終わり春の足音がだんだんと大きくなって来るこの時期は、いよいよ卒業シーズンでもあって、学生にとって社会に向けて大きく踏み出す季節…人生の分岐点です。
卒業式は様々な思いが重なると思いますが、今まで学んで来られた事は全てにおいて独り立ちする為の知識と判断力を身に着ける為だったと思います。
スタートはこれから。
どうか新しい息吹に満ちて、今後の人生を精一杯まい進下さる事を期待します。
学生は学業が専門ですが、社会人は働きながら学ぶことが要求されます。
目標に向かいながら勉強を重ねる事はおそらく今までに無くハードで、これからの三年間で起こる事は自分自身の中で想定外の連続と思います。
学生の問題解決はシミュレーションが殆どだったと思いますが、社会人は現実に発生する問題を利害関係者の中で解決して行かなければなりません。
しかもすべてにおいて予算と納期が要求されます。
時に痛みと苦痛も伴う覚悟も必要ですが、それを乗り越える術を一緒につかんでほしいと私は思います。
想定外の問題から自分だけの経験基準で判断し逃げてしまうと、せっかくの経験を辞退するようなものですし、逃げないでトライを繰り返す人にだけ幸運の女神が近づいてくることを以前にも話をしました。
これからの数年間は霧中をさまようかもしれませんが、むしろそれ自体が仕事と思ってください。
もし自身が霧中であっても会社では船頭も乗組員もいます。
しばらくは周囲を頼りながら多くを学び、やがては自身が船頭となって乗組員にフラッグを振り、やがては大きな海原を視界良好で航海出来る事を願っております。