今冬の電力高騰が懸念されています。
電気料金kwhあたりの単価は今までの平均で25円から30円位だったでしょうか…。
それぞれ加入するプランで単価も合計も変わって来ますので、自分の使用する時間帯などで最適な容量やコースを選択が可能です。
たとえば夜間、深夜電力契約はそれぞれの電力会社によって詳細サービスは変わりますが、簡単に説明すれば、利用頻度が下がる夜間の電力を安価にし、その代わり日中の電力単価を高くしたプランです。
夜間に使用率を上げて、その分日中に電力を削減出来れば月額を大幅?に下げる事が可能です。しかしそもそも電力は水や油の様に備蓄に回すことが難しかったので、大幅にコスト削減を行う事は中々難しかったのが今までの現状かと思います。
夜間にお湯に変えて大型ポットでお湯を利用できるシステムが夜間電力の利用として一番恩恵があったかと思います。
しかしです。以前からお話しして来た様に、今ではその電力を簡単に貯める事が出来る時代になりました。
そう、EV、電気自動車です。
もちろん以前から家庭用蓄電池は存在して来ましたが、その大きさはせいぜい10kwh前後、その容積でも約普通乗用車1台分の設置コストが必用でしたし、外に持ち出す事が出来ない定値型ですので、一度設置したら用途は家庭用のそれに限られます。
しかし電気自動車ならその数倍からの電力を備蓄、さらにそれを運び移動する事が可能ですからいざと言う時は電気を自宅に持ち帰ると言う文字通りの離れ業が可能になります。
と…話を戻してこの冬の電力事情です。
御存じのように世界的なエネルギー危機、石油、ガス含め不足が叫ばれておりその理由から燃料高騰によるサーチャージで上乗せされ、時間帯によっては単位当たりの電気価格が昨年よりも大きく高騰する予測が出ています。
既に多くの新電力会社が市場から撤退を余儀なくされており、地域一電と言われる電力会社でさえ、地域によって新規高圧契約を受付出来ないでいます。
しかし全体的な電力使用量はそこまでひっ迫しているわけでは無く、年間を通じて随分と余っている季節や時間もありますので、今後はその様な時間的価格変動に応じた電力プラン…市場連動型プランが普通になって来るかもしれません。
既にLooopではその契約内容を既に発表していますので、興味が有るかたは下記サイトを参考にされてください。
https://looop-denki.com/pr/smarttimeone/
こうなると、今までとは違い安価な時間帯に出来るだけの電気を使用する為の工夫が必用になってきます。
あえてピークの時間帯は購入を避けて、安価な時間帯に電気を使う、貯める。
私的な答えは、安価な時間帯電力を選んで使って貯める。
いざと言う時はV2Hで貯めたでんきをおうちで使い、もちろんドライブも出来る。
ソーラー発電も使用して一層買う電気減らす…でしょうか。
安価な電気で貯めて走って、更にガソリンがゼロになる…。
先の読みにくい世の中ですが、SDGsへも向けたそんな未来へのヒントも隠されているのかもしれません。