社長ブログ

今年も一年ありがとうございました。

毎年思う…歳は年々加速していると言う事。

就活生には以前からお話をして来ましたが、人は「18歳までに人生の半分を過ごしている」と言う話があります。

しかしながら衝撃的なこの話は、脳内年齢における時間軸のこと。

ですので、それは36歳までしか生きられないのではなく、18歳以降の時間が圧倒的に早く感じると言う事です。

私自身は、「日々充実しているから」と言う見方も出来るのですが、しかしもう少し上手な時間の使い方をして行かないと、公私ともにバランスのとれた過ごし方が出来ないでこのまま過ごして行ってしまいます。

ワークライフバランスとは、数年前から当社でも引用している言葉ですが、ある大手企業創業者社長の言葉で、「そもそもワークとライフは分けられないもの」と言う言葉が、私が今年一番印象に残った言葉でした。

来年で当社は起業して19年を経過し、20年目に突入すると言う記念すべき年を迎えます。

思えば朝昼晩ととにかく良く働きました。 (今もですが…笑)

そうで無いと生活も成り立たなかったからで、先の言葉と通り、ワークがライフであり、ライフもまたワークであった訳です。

起業した当時は親父から「電柱でも頭を下げていなさい」と言われた事も有り、人生の全てを仕事に費やして来たと言っても過言ではありません。

しかしそれを後悔した事も有りませんし、今はその十数倍の社員やご家族の事を考えれば、仕事?生活?だなんて分けて考える事が出来ない事は昔以上に感じている事ですし、今では当社職員全員が高いスピリッツを持って仕事に臨んでいる事を誇りに思っています。

どうしたら、充実した仕事と、豊かな生活をバランスよく配分出来るのか。

直ぐにでも解決出来ないかもしれませんが、皆で共通の意識は持って行かなりません。

これから20年後、日本の大半が高齢者人口と言う社会に突入して行きます。

社会福祉の見地からも大変な時代だと思いますが、一番身近な家族や親せきをどうやって見守って行くのか…。

そう考えた時に、今までの労働時間にとらわれない働き方は必ず必要になって来ます。

子育ても介護も、病院や施設への送迎、家族や夫婦間での時間の扱いは一層重要になります。

会社の勤務時間内を100%拘束されるのではなく、もっと自由な働き方はどうしても必要になって来ます。

そこで大事なのが時間軸としてのワークライフバランスでは無いのかと私は考えます。

そもそも仕事と生活を切り離すのではなく、日々や年、月の時間の中でバランスよく両者を配合して行く。

感覚的には個人商店的な生活感覚ではないかなと思います。

(個人商店が自由であると言っている訳では無く、そもそも仕事と生活が密着している事を説明しやすく引用したものです)

しかし個人商店も企業も私たちの給料の原資は全てお客様がもたらして下さるのですから、これからも甘えごとは一切考えられません。

ですからこれらをより働きやすい環境にして行く為に皆で考えて行く必要があると私は考えます。

先のブログにも書かせて頂いた「水道利用量見守りシステム」は、離れて暮らすご家族の為に少しでも不安を軽減する為のシステムですが、たとえば当社で条件に入る社員のご実家に導入する際は初期費用を無償で利用できる様にして参ります。

先ずは出来る事から始める。

完璧なバランスは難しいかもしれませんが、皆で協力し合う環境を作って行くのもまた大事な作業です。

2015年はこれからの社会を見据え、豊かな生活をどうとらえて行くのかをもう一度考え行動して行く元年にしたいと思います。

Intelligent&Safety + ecology

パルコミュニケーションズ、パルエナジーマネジメントではこれからも皆様のより安心安全な暮らしのお手伝いをして参る所存です。

皆様にとりまして、2015年が幸多い年に成ります事を祈念致しまして、今年を送る言葉に代えさせて頂ければと思います。

今年一年ご愛顧下さり誠にありがとうございました。

来年も当社スタッフを何卒よろしくお願い申し上げます。

平成26年12月30日

五十嵐修

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